SEって言われてもどんな仕事内容か分からないのではないでしょうか。
ありがちな質問としては「プログラマーとSEの違い」がよくあります。
この記事ではSEを経験した筆者が
- SE仕事内容
- SEの1日の流れ
について紹介いたします。
後半にはSEのキャリアについても解説し、SEに会う人・合わない人を解説いたします。
この記事を読むことでSEの仕事内容やキャリアの理解からSEの仕事がこなせるかの不安がなくなるでしょう。
ぜひ最後までお読みください。
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SEの仕事内容と流れをレベル別で徹底解説
SEの仕事は、お客様・自社のシステムを構築することです。
システムを構築するための目的から必要な機能を設計し、開発・テストと進めていきます。
この一連の流れはどの会社にいても共通です。
かんたんなシステム構築の流れを説明すると下記のようになります。
- 要件定義:システムにもとめられる要件を定義する工程
- 設計:要件を実現するためのシステム的な設計を行う工程
- 実装:プログラミング
- テスト:設計、要件を満たしているかの検証
- 付帯作業:各種マニュアルの作成、各種設定など
- 運用・保守:QA対応、バックアップ管理、セキュリティパッチの更新、など
この流れをシステム構築(SI)においては「ウォーターフォール開発」と呼ばれています。
工程は水のように次の工程へ流れ落ちていき、逆流しないことからこのように呼ばれています。
7年の経験から説明する「SEの1日の流れ」
「SEは残業多そう。1日の仕事の流れを知りたい。」と思う方はいるのではないでしょうか。
ここでは私の7年の経験から1日の流れを紹介していきます。
以下は、初心者SEの仕事の流れです。
- 8:50:出社します。始業時間間際に出社する方が多いのが特徴です
- 9:00〜9:15:朝会。同じプロジェクトメンバどうしで進行状況を共有します
- 9:15〜12:00:開発またはテスト
- 12:00〜13:00:ランチ。同僚と弁当や飲食店で昼食を済ませます
- 13:00〜18:00:開発またはテスト
- 18:00〜18:30:お菓子タイム。コンビニでお菓子や飲み物を買っての雑談タイム
- 18:00〜20:00:開発またはテスト
- 20:00:帰宅
上記では、2時間の残業のイメージで書いています。
残業の量はプロジェクトの進捗に応じて変わります。
うまく進むプロジェクトでは18:00に毎日帰ることもできます。
一方で遅延しているプロジェクトは毎日4時間くらいの残業や最悪土日出社もあります。
私の経験(7年)ではだいたい2時間くらいの残業が一般的でした。
残業を気にする方は多いでしょうがすべてはプロジェクト次第です。
同じ会社でも参画しているプロジェクトによって残業時間はまったく変わりますので気にしないほうが良いでしょう。
30代、40代、50代はスキルと経験を活かして上流工程やマネジメントを担当
「50歳や60歳のSEはどうなるの?」とSEのキャリアが気になる人も多いのではないでしょうか。
SEで定年退職する人はいますので、その人のキャリアを参考にすると良いでしょう。
年齢別に私の職場のキャリアについて紹介していきます。
- 20代:プロジェクトメンバ、プロジェクトリーダー
- 30代:プロジェクトメンバ、プロジェクトリーダー、スペシャリスト性の高い分野での開発・設計
- 40代:幹部職(課長、部長)、プロジェクトリーダー、スペシャリスト性の高い分野での開発・設計、営業
- 50代:幹部職(部長、事業部長、取締役など)、営業、大規模プロジェクトの運営や運営サポート、スペシャリスト性の高いプロジェクトのメンバ
- 60代:定年退職、再雇用
SEはプログラマーやWEBエンジニアなどと比べると、つぶしがききます。
また定年退職する人がいる人もおり、SEのキャリアのイメージは持ちやすいでしょう。
ただし小規模の会社はキャリアが不透明なのは事実でしょう。
大きめの会社選びすることをおすすめします。
SEに合う人・合わない人
残業はプロジェクト次第と解説しましたが、残業ありきの仕事の文化は間違いないでしょう。
残業が絶対嫌な人は避けたほうがいいです。
ただし、SESや派遣の場合は別です。
SESであれば、指示系統は派遣先にないため拒否することも可能です。
SESについては少し特殊な形態ですので「SESとは?派遣や請負との違いやメリット・デメリットを解説」をご覧ください。
また派遣の場合は残業がない条件の案件を探せば良いため派遣という形でSEをするのはありでしょう。
IT派遣に興味を持った方は「特定派遣の廃止でIT派遣は要注意!将来の具体的な予測とおすすめのキャリア戦略」もご覧ください。
派遣先が大手SIerとなる大手派遣会社がおすすめです。
多様な働き方で一部上場企業のパソナテックが安心して利用できます。
逆にプログラミングが好きな人、いろいろな会社や業界のシステムに関わりたい人、大規模なシステムを作りたい人はSEに合うでしょう。
プログラミングができなくてもSEになれます。あなたの年齢が若い場合は育ててくれる会社もあるでしょう。
実際、私が入社した会社では新卒の半数以上がプログラミング経験がありませんでした。その中には女性も多くいました。
ただし、大手のSIerに入りましょう。小規模なSIerに入社すると、システム構築力が弱かったり属人的だったりします。
大手のSIerと小規模のSIerでは、3年後には大きなスキルの差がつくでしょう。できる限り若いうちに大手SIerに入ることをお勧めします。
未経験からSEを目指す方はプログラミングスクールに3ヶ月通うか、未経験OKの求人に転職がおすすめです。
プログラミングスクールであれば
- DMM WEBCAMP エンジニア転職(20代限定)
- テックキャンプ エンジニア転職(30代〜40代)
が実績も多く、転職保証付きで安心です。
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少しでも興味があれば相談することがおすすめです。
ちなみにワークポートへの相談はこちらからできます。
まとめ
この記事では、SEの仕事内容を紹介するため SEの仕事の流れ 1日の流れ を紹介してきました。
また、40代や50代のキャリアも紹介したためSEの仕事に対して理解も深まったのではないでしょうか。
SEになるならおすすめは大手SIerに入社することです。
大手であるほど、プロジェクト運営力、技術力が仕組化されているため高い確率であなたを成長させてくれるでしょう。
若手であれば未経験でもSEになることができます。
SEになりたい方やキャリアに悩んでいる人はぜひ検討してみると良いでしょう。