ITエンジニアやWebエンジニアはどの転職サイトを利用すべきなのだろうと迷っていませんか?
結論を言うと、IT・Webエンジニアは高年収でキャリア形成が可能な求人は大手企業やメガベンチャーが中心となるため、大手に強い転職サイトを選ぶことがおすすめです。
2000年からIT/Webエンジニアの人材は不足し、近年ではDX化も伴ってより需要が高まっている職種がIT/Webエンジニアです。
そのためIT/Webエンジニアは仕事を選べる立場にあります。
この記事では現役エンジニアである筆者が実際に利用して転職活動に役立ったIT転職サイトを紹介していきます。
IT転職を成功させて自分の目的に合った企業で働きたいと言う方は是非最後まで読んで下さいね。
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IT転職サイトは大手が運営するIT特化の転職エージェントがおすすめ
IT転職エージェントはどのサイトを選ぶのかによってキャリアが大きく変わる可能性があるため要注意です。
ITに特化した転職エージェントは10サービス以上ありますが、筆者のおすすめはメガベンチャーなどの求人を多く取り扱う、大手のIT転職エージェントを利用することです。
その理由として、業界No1でなければ十分な利益が確保しづらいのがWeb業界だからです。
例えばシステムエンジニアなどのSI業界の方であれば大手企業が圧倒的に有利です。
大手企業に在籍することで苦労せずともプライム案件(一次請け案件)を担当できます。
一次請けのため、マージンが抜かれないために給料の源泉となる営利業利益も高くなります。
さらにプライム案件であるため上流工程を担当でき、プロジェクトマネージャーなど高収入なポジションを目指せます。
もちろん、プロジェクト運営に関するノウハウも大手とそれ以外では全く違います。
自社事業が中心のWebエンジニアの方はよりシビアです。
SIerと違って開発すれば必ず売り上がるビジネスモデルではなく、売れるサービスを作れなければ利益がでず給与も上がりません。
さらにSaaS形式のビジネスモデルが多く、薄利多売の利益構造です。
中小ではなく、大勝ちしているメガベンチャーでなければ給料は上がらないですし、投資もされないため新しいチャレンジもできずじまいでしょう。
以上のことからSEやWebエンジニアの方が年収やキャリア形成を重視するのであれば、必ず大手企業またはメガベンチャーを狙ってください。
メガベンチャーなどの求人は大手のIT転職エージェントが保有しています。
大手のIT転職エージェントを利用することで、さらなる年収アップが実現できるでしょう。
IT/Webエンジニアにおすすめの転職サイト9選
IT/Webエンジニアにおすすめの転職サイトは下記となります。
- IT転職の決定版!マイナビIT AGENT
- ITエンジニア専門スカウト型転職サイトのDirect type
- 過去の経験が活かしやすいスカウトが来るビズリーチ
- 大都市の求人情報に強いレバテックキャリア
- IT業界では老舗のワークポート
- 業界大手でIT求人数が多いリクルートエージェント
- IT専門のアドバイザーが所属しているtype転職エージェント
- IT求人に特化したスカウト型転職サイトGreen
- ドラフト形式で転職が可能な転職DRAFT
ITエンジニアは需要のある職種でありながらも人手不足の背景により、採用は非常に激化しています。
業界としては1人の採用でも苦労している状況で、大手企業やメガベンチャーでも採用力の高い大手転職エージェントに頼らざるをえない採用事情があります。
それでは多くの求人を保有している転職エージェント、IT特化サービスについてそれぞれ詳しく解説します。
おすすめ順に紹介していきますので、迷った方は上からお選びください。
IT転職の決定版!マイナビIT AGENT
大手系のIT転職サイトの代表的な存在がマイナビIT AGENTです。
ITエンジニア募集する大手企業やメガベンチャーでは常に10名以上を募集して、知名度が高いため大手求人やメガベンチャーの求人を多く取り揃えています。
求人は非公開求人が中心であるため、早めに登録をしておき求人を案内してもらえる環境を用意しましょう。
全国に対応しているため、地方都市でITエンジニアをしている方にも求人が多く心強い存在となっています。
もちろん、完全無料で利用できます。
登録にあたり必ず転職をする必要もありません。
IT専門の担当者が付くため、転職目的に沿った的確なアドバイスがもらえます。
ITエンジニア専門スカウト型転職サイトのDirect type
Direct typeはITエンジニア専門の求人を取り扱っているスカウト型転職サイトです。
Direct typeのスカウトは企業の人事があなたの経歴やスキルを見たうえで直接スカウトを送信してくるため、よく見る機械的なスカウトよりも精度が高いです。
登録情報も経験職種や言語、希望の技術やツールなど詳細に設定できるため、より自分の希望にもマッチしやすい企業から見つけてもらいやすくなります。
スカウトが来るか不安に感じる方もいるかもしれませんが、Direct typeのスカウト受診率は95.5%の実績があります。
そのためよほど未経験などでない限りスカウトが来る可能性が高いため、安心してスカウトを待つだけです。
大手からベンチャーまで求人も幅広いため、登録しておくだけで思わぬ高待遇なIT企業からスカウトがくる可能性がるため、情報収集のためにも登録しておいて損はありません。
過去の経験が活かしやすいスカウトが来るビズリーチ
ビズリーチはスカウト型の転職サイトです。
スキルや職歴をビズリーチに登録することでスカウトを受け取ることが可能です。
スカウトは、ビズリーチと提携する転職エージェントと企業の採用担当者からきます。
筆者も利用していますが、詳細にスキルや経歴を記載することでより精度の高いスカウトが来るため大変重宝しています。
特に年収が600万円を超えてくると単にスキルだけの評価だけでなく、ポジションありきのオファーとなるため過去の役割を重視する傾向にあるようです。
どんな状況で何の役割を担当しどれくらいの期間でどのような成果を残せたかを記載すると、過去の経験が活きるオファーが届くでしょう。
企業からのオファーも貴重な情報となります。
なぜなら、DX化を検討している企業が増えているためITエンジニアの求人がないと思われる地域や業種からもオファーがくるためです。
ビズリーチと提携するには100万円前後の金額がかかるため、中堅企業以上からオファーが大半で魅力的に感じることも多いでしょう。
1週間に1回ほどログインをすることで、転職意欲が高いと判断され仕事のオファーが多くなります。
登録後は定期的にログインをすることでよりよい求人い出会いやすくなります。
大都市の求人情報に強いレバテックキャリア
レバテックキャリアは、地方よりも、大都市の求人に強いIT特化型の転職エージェントです。
大都市に特化しているため、レバテックキャリアの担当者が企業に出向き、内定後の人間関係や社風などの濃い求人情報を保有しています。
そのため転職者の人柄に合わせて求人の提案をするため満足度の高い転職エージェントとして有名です。
企業の求める人物像を把握しているため、書類選考や面接対策も強力で、8割の人が年収アップに結びついているいう点も見逃せません。
大都市においてのIT転職を検討している方にあった転職エージェントです。
IT業界では老舗のワークポート
ワークポートは転職サイトの中でも老舗のIT業界に強いサービスです。
ITと言えばワークポートと言われるほど転職者や企業から認知されています。
IT求人の幅も広く、地域に根差した企業の求人も保有しています。
筆者も利用した経験がありますが、アドバイザーの物腰が柔らかく、非常に相談んしやすい印象を持ちました。
そのため、エージェント型の転職サイトを始めて利用すると言う方にもおすすめですのでぜひ無料相談を受けて見てください。
業界大手でIT求人数が多いリクルートエージェント
リクルートエージェントは業界最大手の転職サイトで、求人数がとにかく豊富です。
そのためIT専門ではありませんが、IT系の求人も専門の転職サイト決して劣りません。
また、ベンチャーから大手まで幅広いIT企業の求人を保有しているのも魅力です。
ですのでどんな方でも希望に沿った求人紹介をしてもらいやすいのです。
アドバイザーの提案力も高いため、どんな企業を受けるか方向性が定まっていない方にも非常におすすめのサービスとなっています。
IT専門のアドバイザーが所属しているtype転職エージェント
type転職エージェントは総合型でありながら、IT系求人も専門に取り扱っている転職サイトです。
業界に精通したIT専門のキャリアアドバイザーが所属しているのもポイントです。
IT専門のアドバイザーならあなたの経歴やスキルを的確に理解し、あなたに合った企業を提案してくれます。
また、IT業界に特化した転職活動に仕方もおしえてもらえるため、より内定率がアップします。
IT系の求人数も申し分ないため、情報収集にも非常に役立つIT転職サイトとなっています。
IT求人に特化したスカウト型転職サイトGreen
GreenはIT求人に特化したスカウト型の転職サイトです。
他のスカウト型と比べ、気軽に利用できるサービスで多くのITエンジニアが活用しています。
実際、企業の採用担当も多くのITエンジニアが集まっているため常にチェックしているIT転職サイトです。
Greenに職務経歴を記載しておくことで企業からオファーがきます。
オファーが来るといってもカジュアルなオファーであるため、気軽に情報交換が可能です。
良い企業があれば転職したいと考えているITエンジニアに人気の転職サイトです。
ドラフト形式で転職が可能な転職DRAFT
転職ドラフトは事前に登録した職務経歴や実績をもとに企業がドラフト形式で年収を提示する転職サイトです。
実績やスキルに自信がある方は手っ取り早く年収を上げることができるため、スキル特化型のソフトウェアエンジニアに人気の転職サイトです。
もちろん、事前に企業と対話し相性の良し悪しはお互い確認が可能です。
高額な年収を払える企業が参加し注目度が高いため大手や有名企業も多く参加します。
ホワイト企業の社内SE転職なら社内SE転職ナビ
請負のSEの仕事ではなく発注側に回りたいと言った方や、エンドユーザーの近くで社内で連携をとってスムーズに進めたいという方、苦労して開発したシステムがどうなったかを知りたいという方は社内SEがおすすめです。
社内SEの仕事内容や責務の範囲は企業によって大きく違うため、求人票だけではなく企業内における社内SEの役割やビジョンについて理解をしておかないと転職後に大きなギャップが発生し後悔する可能性があります。
そのため企業の内部に詳しい転職エージェントの利用がおすすめです。
社内SE転職ナビは、社内SEに特化した転職エージェントサービスです。
エンジニアが悩みがちな問題をよく理解しているため、適切な求人を紹介してもらえるでしょう。
以上が筆者おすすめのIT/Webエンジニア向け転職サイトです。
転職サイトを有効活用する方法としてお伝えしたいのは、1つのサービスだけに限定して利用するのではなく、最低でも3つほど併用するということです。
理由としては1つのサービスに絞ってしまうと偏った情報だけで進路を決めてしまう可能性が高いからです。
複数のサービスを利用するメリットは以下の3つがあります。
- 独占求人や非公開求人など、エージェントが独自で保有する求人を網羅できる
- 専任のアドバイザーからのアドバイスを客観的に評価しやすくなる
- ハズレの担当者に当たった時のリスクを下げる
3つほど利用するのは面倒だと感じるでしょうが、スマホでも10分もあれば3サイトの登録は完了します。
IT/Web系の転職サイトは多数ありますが大手系のIT転職サイトとなると限られてきますので、それぞれのエージェントをぜひ活用してみてくださいね。
Web系エンジニアにおすすめのIT転職サイト
Web系企業に転職したい方はメガベンチャーや業界No1サービスを運営している企業に強いIT転職サイトを利用してください。
メガベンチャーや業界No1サービスを運営するWeb系企業は利益率が高いため、下記のメリットがあります。
- 年収が高い
- 有名サービスに関われる
- 予算が大きく幅広い経験が可能
このような求人は大手媒体に集まるためマイナビIT AGENTやリクルートエージェントxITのような転職サイトがおすすめです。
一方で、スタートアップや上場を成功させて儲けたいWebエンジニアの方はベンチャーキャピタルから資金調達を成功させている企業を選びましょう。
特に複数社の経営経験があったり複数回の資金調達に成功している経営者が成功する可能性が高いでしょう。
このような経営者は業界内でも有名であるため、スタートアップ界隈の情報を把握した転職サイトがおすすめです。
具体的には、キープレイヤーズがおすすめです。
特にITエンジニは年収が高い傾向にあるため資金調達に失敗している企業に入ると薄給で働くことになってしまいますのでお気をつけください。
SE(システムエンジニア)は大手SIerに強い転職サイトがおすすめ
SEはITゼネコンと呼ばれるようにピラミッド構造になっているためプライム案件(一次請け案件)の企業が有利となります。
なぜなら、利益率が高いため年収が高く、さらに上流工程を担当できるため経歴も評価され市場価値も高くなるためです。
またSIにおけるノウハウがまとまっているため、スキルアップにもつながるでしょう。
プライム案件は富士通や日立などの大手SIerが受注する傾向にあるため大手SIerを狙いましょう。
大手SIerの転職支援はマイナビIT AGENTやJACリクルートメント、リクルートエージェントxITといった有名媒体が取り扱っています。
可能な限り上流工程を担当できる企業選びをおすすめします。
ITエンジニアはITに特化した転職エージェントの利用で有利に転職できる
ITエンジニアであれば迷わずITに特化した転職エージェントを利用してください。
なぜなら、ITエンジニアは全職種の中でも最も求人倍率の高い職種だからです。
2000年から始まるIT技術者不足に加え、企業のDX化が伴ってITエンジニアは不足の一途を辿っています。
経済産業省の資料を見てもITエンジニアの受給が埋まらない予想となっています。
このような状況であるため転職市場におけるITエンジニアは売り手市場であり、妥協せずより良い条件を狙えることが転職の方針となります。
年収はもちろん、勤務地や勤務時間などの働き方にもこだわることが可能です。
ただし、このような高待遇の求人を転職者が見つけ出すのは困難です。
そのため、転職エージェントに登録して担当者から求人の案内がもらえるようにしておきましょう。
特にIT特化型の転職エージェントを利用することでより良い条件での転職につながるでしょう。
一般的な転職エージェントに登録すると、経験したプログラミング言語やミドルウェアなどの表層的な面でしか経験を把握できないため、的外れな提案をされます。
必ずITに特化した転職エージェントを利用してください。
NGな転職サイトの選び方は求人掲載方の転職サイトで転職先を決める方法です。
企業内部に精通した担当者がつかないため、求人票の表面的な情報のみで転職することになります。
IT企業は企業文化によって社風が大きく変わってしまうため、転職後に社風を知ることとなります。
後悔して再転職を検討する方もいますが、短期離職となってしまいキャリアに傷が付くため、必ず担当者がつくIT転職エージェントを利用しましょう。
まとめ
ITエンジニア・Webエンジニアは転職市場において非常に需要の高い職種です。
待遇の良い知名度の高い企業や大手企業、メガベンチャーも積極的に募集しているため、年収アップや将来のキャリア形成を考えるのであれば、積極的に狙っていきましょう。
大手企業やメガベンチャーの求人は採用力の高いIT特化型の転職エージェントに登録することで案内してもらえます。
特におすすめのIT転職サイトはマイナビ IT AGENTです。
費用は採用企業が負担するため、転職者は完全無料です。
また相談にあたり必ず転職する必要もありません。
IT/Webエンジニアにとってはチャンスですので登録だけでもしておき求人を見逃さないようにしておきましょう。