「ITコンサルタントの年収はいくら?」
「外資系は年収高い?」
「激務ですか?大変ですか?」
年収が高そうなITコンサルタントについてよくこのような質問をいただきます。
このサイトを運営していると情報が集まってきますがITコンサルタントの年収は平均的に高いです。
実際、平均年収が1,000万円を超える企業もあります。
独立して1,000万円近く稼いでいる人もゴロゴロいます。
単純に年収を上げたいと考えているのであれば外資系企業の選択肢もあります。
しかし、外資系には日本系とは異なる文化や風習もあります。
その点を理解しなければ長く働けず、結果年収は下がってしまう可能性もあります。
この記事ではITコンサルタントへと転職する場合、日本系・海外系どちらに転職すべきかをご説明します。
また、どのような企業が年収の高いITコンサルタントなのかランキング形式で紹介していきます。
ITコンサルタントのなり方も解説していますので年収を上げたい方は必ず最後までご覧ください。
目次で流し読み
ITコンサルタントの年収は750万円~1,100万円
ITコンサルタントとして働いた場合、年収は750万円~1,100万円ほどです。
以下では具体的にどの企業で働くと、どの程度の年収なのかをご紹介します。
なお、平均年収は各企業が公開している情報を始め、キャリコネやOpenWork などの口コミサイトも参考に独自に算出しています。
では有名なITコンサルタントの年収はいくらでしょうか?具体的に紹介していきます。
代表的なITコンサルタントの年収ランキング8社
平均年収を公開している代表的なITコンサルタント会社をランキング形式で紹介すると次のようになります。
- 1位:野村総合研究所 平均年収:1232万円
- 2位:EYストラテジー・アンド・コンサルティング 平均年収:1,000~1,200万円
- 3位:デロイト トーマツコンサルティング 平均年収:1,100万円
- 4位:PwCコンサルティング 平均年収:930万円
- 5位:IBM 日本 平均年収:909万円
- 6位:KPMGコンサルティング 平均年収:898万円
- 7位:アクセンチュア 平均年収:858万円
- 8位:アビームコンサルティング 平均年収:808万円
※ITコンサルタントに絞って年収を算出するソースが無かったため8社までの紹介としております。
デロイトトーマツコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティング、PwCコンサルティング、KPMGコンサルティングはBIG4と呼ばれる外資系コンサルティングファームです。
数あるコンサルティングファームの中でもハイレベルな仕事に取り組んでいます。
激務のコンサルティングファームとして有名ですが、その分年収も高額になっています。
アクセンチュアも外資系ですが、BIG4からは少し年収が下がっています。
大手のコンサルティングファームではあるのの、SEなども抱えているためコンサルティング専門ではありません。
以前は日本系のコンサルティングファームは年収面で劣っていましたが、現代では野村総合研究所を筆頭に平均年収が上がってきています。
ただ、ワークライフバランスで考えると野村総合研究所や日本IBMは働き方改革に取り組んでいます。
そのため、年収では劣るものの生活は充実する可能性が高いです。
コンサルティングファームは年俸制であることが多いです。
入社時は残業代が出ることもありますが、出世すると年俸制に切り替わります。
そのため残業によって年収は左右されないと考えたほうが無難です。
実力で成り上がり、年収の高いポジションに就くことで平均年収に近づいていきます。
ITコンサルタントの独立では年収は800万円~1,500万円が相場
ITコンサルタントは独立すると年収が800万円から1,500万円程度になります。
企業の一員として働いているよりも、少し高めの相場となることが大半です。
これはサラリーマンだと、どうしても売上の一部しか給料として入ってこないためです。
独立することで売上のすべてを年収に反映できます。
ただ、独立して今までの同じ単価で仕事が出来るかと問われるとそうではありません。
企業名のブランド力が無くなると、ITコンサルタントも単価を下げざるを得ません。
それらが噛み合った結果、月100万円前後を稼ぐITコンサルタントが多くなっています。
筆者の場合の独立年収は800万円程度
今年ITコンサルタントへと転身した筆者の場合、年収は概ね900万円程度です。
ただ、本業のITコンサルタントの仕事だけではありません。
そこから派生した仕事も含まれていますので、以下のご説明します。
- ITコンサルタント本業(独立後):200万円程度(10月から12月)
- ITコンサルタント社員(独立前):600万円程度(1月から8月)
- ITコンサルタント・IT業界執筆活動:100万円程度
ITコンサルタントに独立してからの給与は3ヶ月で200万円程度です。
つまり年収ベースで考えると800万円程度をITコンサルタントで稼いでいます。
独立して1年目に受注した仕事量ですので金額としては十分です。
ITコンサルタントの年収では低いですが、独立したことを踏まえると悪くありません。
また、人月の単価で考えるとITコンサルタントでありながら月100万円を獲得することはできていません。
これはITコンサルタントの中では格安で働いていることになります。
独立前の実績はありますが、独立してからの実績が無いためこれはやむを得ません。
ただ、勤務時間はITコンサルタントの社員で働いてた場合と比較すると短くなっています。
社員時代は月に250時間以上働いていることも少なくはありませんでした。
しかし、今では月200時間前後で推移しています。
つまり時給換算では増加している計算です。
その分、ボーナスで還元されることもありませんので1年目は実質的にはほぼ変わりないのが現状です。
ITコンサルタント独立6年目のFさんの事例
私の先輩で独立してから6年目のFさんの年収事例もご紹介します。
Fさんの年収は1,800万円程度で内訳は以下の通りです。
- ITコンサルタント本業:1,400万円程度
- 講演会・執筆活動:400万円程度
Fさんの場合にはITコンサルタント本業だけで1,400万円程度を稼いでいます。
つまり月100万円以上の金額を稼いでる計算です。
企業で勤めていても月100万円以上を得ることができない場合もあります。
それを踏まえると独立してフリーランスで稼ぐ金額の中では高額です。
それだけ実績と実力が認められているITコンサルタントであると言えます。
また、その実績が認められていることもありITコンサルタントに関連する講演会などにも呼ばれています。
一回あたり交通費を含めて30万円から40万円が支給されることもあるとのことです。
月1-2回のペースでコンスタントに依頼があることで、年収を大きく増加させています。
外資系の特徴は実力主義。合う人は自分自身に打ち勝てる人
外資系は日系企業とは大きく異なり実力主義であることが特徴です。
ITコンサルタントも実力を持つ人が成長していきます。
また、自分自身に打ち勝つマインドを持てるかも重要です。
それぞれを順番にご説明します。
外資系ITコンサルタントの特徴(国内系ITコンサルタントとの比較)
まずは外資系ITコンサルタントはどのような特徴があるのかを以下の観点から比較していきます。
項目 | 外資系ITコンサルタント | 国内系ITコンサルタント |
---|---|---|
年収 | 実力があれば急上昇し、なくなれば急降下する | 勤続年数によってある程度は支給される、実力によってボーナス金額に差がつく |
残業 | 入社3年目までは月100時間を超えることも少なくない | 忙しいもののIT業界全般の月40-60時間程度が基本 一流ITコンサルタント会社では外資系並の残業が必要なことも |
スキルアップ | 自分自身でスキルアップの計画を立てて遂行する | 会社に一定のスキルアップ計画があり、それをベースに個々に調節する |
経験 | 実力があれば年齢に関係なく経験が積める 実力がなければ経験を積むどころがクビになりかねない |
年齢に応じて経験を積める 実力があれば比較的早く難易度の高い経験が積める |
キャリア | 常に上を目指すマインドが無ければ退社を求められることもある つまり、キャリアアップ以外の選択肢は無い |
年齢に応じてある程度のキャリアパスが定められている 実力があれば少し早く出世出来るものの、役職や年収は少なからず年功序列の影響を受ける |
外資系と国内系では同じITコンサルタントでも働き方が大きく異なっています。
そのため、これら働き方の違いを理解しておくことは非常に大切です。
ここを間違えるとITコンサルタントで働いても思うようなキャリアパスにならないです。
特に外資系はITコンサルタントに関してもハイレベルなスキルが求められています。
自分で成長するだけの力が無ければ取り残されてしまいます。
外資系を希望する場合には自分は外資系企業でも働けるかをまず考えましょう。
外資系で働きたいのであれば常に全力で走りつづけるマインドが必要です。
少しでも息を抜くと落ちこぼれになってしまいます。
体力面はもちろんのこと、高いモチベーションを持ち続けて仕事をしなければなりません。
これは非常に難易度の高いことです。
年収だけに注目して外資系でITコンサルタントをしたいと考える人も多いです。
確かに外資系の年収は魅力なものではあります。
ただ、それ相応の働き方が求められますので自分自身に打ち勝って成長できる自信が無ければおすすめできません。
外資系ITコンサルタントが合う人・合わない人
どのような人が外資系ITコンサルタントに向いているのでしょうか。
外資系コンサルタントへの就職が合う人と合わない人の特徴をご説明します。
外資系が合う人の特徴
外資系企業が合う人の特徴は以下の3つです。
- 実力主義でも打ち勝とうと思える・折れない心を持てる
- 育ててもらうよりも自分が育つ意識を持っている
- プライベートよりも収入を高めることの方が大切であると思える
これはITコンサルタントに限らず外資系企業全般に言えるような特徴です。
外資系企業で働くのでればITコンサルタントであるのかを問いません。
実力主義で上に成り上がっていくだけのマインドが必要です。
また、日系企業で働いていると「教育」の制度が充実しています。
先輩から教えてもらうことも多いです。
セミナーなども実施されていて自己啓発ができます。
そのため育つよりも育ててもらうことの方が多くなってしまいます。
しかし、外資系企業はそうではありません。
自分で成長をしない人は周りから離されてしまいます。
どんどんと置いていかれてしまうのです。
また、外資系企業で成長するためにはプライベートが犠牲になることが多いです。
命を削ってでも仕事をすることも少なくありません。
そのような状況に耐えられるかどうかも重要な部分です。
プライベートを捨ててでも、高い収入を得たいと考えなければなりません。
外資系企業では収入と評価は直結しますので、収入を高めることが評価を高めることです。
外資系企業の特徴は日系企業と大きく異なります。
日系企業に慣れている人は馴染めない部分もあります。
上記でご説明した世界でも戦えるかは考えてみましょう。
外資系が合わない人の特徴
外資系が合わない人の特徴は外資系が合う人の逆です。
具体的には以下の3つが挙げられます。
- 実力主義よりも年齢に応じて年収が上がるほうが良い
- コンサルタントでも多少なりとも教育などの制度が整っている方が良い
- 残業はやむを得ないがある程度はプライベートの時間も確保したい
日本系ではコンサルタントでも年功序列制度は多少残っています。
実力主義になりつつはありますが、ポジションが空かない限りは出世しないなどの慣習も残っています。
また、全社的に教育の制度が用意されているコンサルティング会社もあります。
外資系のように自力で成長しなくとも、会社の制度である程度は自己研鑽できるようになっています。
さらに、日本系では働き方改革が推進されていることが多いです。
そのため、ITコンサルタントでも残業時間は短くなりつつあります。
プライベートの時間も重要視するのであれば外資系は合わないと考えるべきです。
ITコンサルタントの年収が高い理由は頭脳を使う多忙さ
ITコンサルタントは通常の仕事と比較すると年収が高いことが多いです。
その理由は頭脳を使う仕事かつ多忙であるからです。
ITコンサルタントの年収が高まる理由は以下の2つだと考えられます。
- 「コンサルタント」という答えのない仕事をしている
- 頭脳を使い時間をかけて答えを導き出す仕事をしている
どちらも根本的にはコンサルタントは頭脳を使い時間を取られる仕事であることを意味しています。
ITコンサルタントは士業のように資格が必要なわけではありません。
しかし、それでも頭脳を使う仕事であることには違いありません。
頭脳を使う仕事であるため年収が高くなりやすいのです。
また、コンサルタント業は明確な答えが用意されているわけではありません。
そのため、どうしても仕事には時間が必要となってしまいます。
その時間に対する対価が支払われることで年収が高まる傾向があります。
ITコンサルタントは激務!キャリアの代表的な選択肢は4個
日本系・外資系を問わずITコンサルタントは激務です。
外資系の場合にはさらに激務であることも少なくありません。
激務ではあるものの、ITコンサルタントはキャリアアップの選択肢がいくつもあります。
激務の中で身につけた知識や経験を活かしてさらなるキャリアを築くことができます。
代表的な例を以下でご説明します 。
経験のある業務専門のITコンサルタントになる
特定の業界・業務専門を深く理解したITコンサルタントになるキャリアがあります。
ITコンサルタントはITのことを深く理解していることは当たり前です。
それをお客様の業務にどのように当てはめるかを考えることが求められます。
その過程で新しいことを学習したりヒアリングをすることで時間が必要とされます。
その結果、ITコンサルタントは激務になることが多いです。
ただ、その経験を積むことでその業界の業務を深く理解できます。
例えば販売・製造・流通などそれぞれの業務でIT化のプロになれます。
また、例えば製薬業界・医薬業界・司法業界など専門知識が問われる業界も精通すれば大きな付加価値を生み出せます。
セキュリティの知見を深めセキュリティアドバイザになる
IT業界で注目され続けるセキュリティをコンサルタントするキャリアもあります。
昨今、IT業界ではセキュリティの向上が言われ続けています。
今の時代不正アクセスが発生すると企業の社会的信頼性の低下は免れません。
そのため、多くの企業でITシステムのセキュリティ向上施策が取られています。
ただ、企業側はITのプロでは無いことが大半です。
そのためセキュリティ対策といえども何をすれば良いか分かっていないことも多々あります。
そのためITコンサルタントに助けを求めている例は少なくありません。
ITコンサルタントの中でもセキュリティに特化すればこれらの案件に対応できます。
セキュリティは専門性も高く特化していればそれだけで仕事を得られます。
しかも、需要が特に高まっている仕事内容ですので自分自身の成長にも繋げられます。
セキュリティ対策は全社で取り組むことも多いです。
場合によっては経営層と共にセキュリティ計画を立案することもあります。
ハイレベルなスキルが要求されますが、ITコンサルタントの中でも特に活躍できるキャリアです。
プロジェクトマネジメントに特化したITコンサルタントになる
ITコンサルタントからプロジェクトマネジメントのプロになるキャリアもあります。
どうしてもITコンサルタントはプロジェクトマネジメントをしている印象を持たれません。
独立して高難易度な仕事をしていると思われることも多いです。
しかし、実際には難易度の高いプロジェクトを円滑に進めるために参画することもあります。
ITコンサルタントがプロジェクトマネジメントに参画することで、プロジェクトが円滑に進みやすいです。
これは関係者が多くなっても、ITコンサルタントの豊富な知識で取りまとめが出来るからです。
大規模・高難易度なプロジェクトほど実はITコンサルタントはPMOなどで参画しています。
この経験を活かすとマネジメントのプロとして長いキャリアを築くことが可能です。
特にお客様が上手く進められない規模のプロジェクトでは、ITコンサルタントの経験・知識を売り出すことが可能です。
思い切って独立したITコンサルタントになる
年収を上げたいと考えているのであれば、思い切って独立することも考えてみましょう。
独立することで大きく年収が上がる可能性もあります。
海外では独立しフリーで活躍するITコンサルタントの方も少なくありません。
数千万円を稼ぐ人にもお会いしたことがあります。
これらの人に共通しているのは、コンサルティング会社でITコンサルタントの経験を十分に積んでいることです。
つまり、第二のキャリアとして独立する道を進んでいます。
社内での昇進や専門性を高めることを選ばなかったということです。
もちろん、社内でさらに専門性を高めてから独立へと踏み切る人もお会いしたことがあります。
以下のコラムでご紹介するITコンサルタントを極めた先に、独立を選択することも間違いではありません。
コラム:ITコンサルタントを極めた先のキャリアとは
上記のようにITコンサルタントには色々なキャリアがあります。
どれも激務の中で身につけたスキルを専門性として活かしていくキャリアです。
専門性を持ったITコンサルタントまで進んだ場合、先のキャリアはどうなるのでしょうか。
それ以上のキャリアプランは以下の例があります。
- ITコンサルタントから出世して総合コンサルタントやマネージャーやパートナーになる
- コンサルタント会社ではない企業で専門性を活かした仕事をする
- 更に上位のコンサルティング会社へと転職する
ITコンサルタントとしてのキャリアを積むと総合的なコンサルタントへと進みます。
ただ、出世するにつれて現場からは離れる傾向にあります。
マネージャーやパートナーは営業や経営が仕事の中心です。
現場ではなく他のコンサルタントを活かすためにやるべきことをやっていきます。
逆に現場で働きたいと考えているのであれば、他の企業への転職も選択肢に入ります。
ITコンサルタントになる2つの方法
ITコンサルタントになるためには大きく分けて2つの方法があります。
どのようにしてITコンサルタントのなれば良いのかをここで学んでおいてください。
方法1:大学からの新卒としてITコンサルタントになる
まずは最初からITコンサルタントへの道を進む方法です。
つまり、大学の新卒からITコンサルタントを目指して就職する方法があります。
新卒でITコンサルタントになりたい場合には、まず日本系か外資系のどちらで働きたいかを考えましょう。
このとき、それぞれの企業で働く場合の特徴はよく理解しておく必要があります。
検討した結果、外資系で働きたいと考える場合には早い段階から準備する必要があります。
外資系のコンサルティング会社は大手の求人サイトには求人を出していないことも多いです。
自社のWebサイトでのみ新卒採用の案内を出していることもあります。
これらを見逃さないようにこまめにWebサイトを確認する必要があります。
逆に日本系で働きたいと考えている場合には、コンサルティング会社でも求人サイトに求人が出ることが多いです。
新卒は一括採用される流れである企業が大半ですので、会社をリサーチしつつ通常の就活と同じ流れで望みましょう。
方法2:ITコンサルタント企業に転職にして入社する
ITコンサルタントになるための現実的な方法は転職でITコンサルタント企業に入社することです。
これならば既に就職している人にもチャンスがあります。
転職でITコンサルタント企業に入社する場合にはある程度の経験が必要です。
ITもしくはコンサルタントの経験があることが望ましいです。
ITコンサルタントを目指す場合、どちらかと言えばITの知識に長けている方が有利です。
コンサルタントの経験も優遇されますが、ITの知識を持っている方が転職しやすいです。
ITコンサルタントのキャリアは専門性を高めていることが基本です。
そのため、転職前に以下の経験がある人は優遇される可能性があります。
- 大規模なシステム開発・プロジェクトマネジメントを経験した
- IT企画部門など経営層に対してシステム導入の提案をした
- 社内外のシステムでセキュリティ強化を担当した
- 業務部門と連携し要件定義を経験した
これらは一例ですが、IT業界の中でも何かしらの専門性を持っているとコンサルタントで活かすことが可能です。
また、それを自分の強みとしてITコンサルタントへの転職を進めることも可能です。
ITコンサルタントへ転職する場合には、転職エージェントを利用しましょう。
コンサルタントへの転職は自力で進めることが難しいです。
他の職種とは異なりコンサルタント独自の転職文化もあります。
転職の際におすすめしたいのは「JACリクルートメント」と呼ばれる転職エージェントを利用することです。
こちらの転職エージェントはコンサルタントなどハイキャリアの転職に特化しています。
そのため、ITコンサルタントの求人も多数そろえていることが特徴です。
>JACリクルートメントに相談する
また、担当者であるエージェントもコンサルタントに詳しい人が多いです。
どうしてもITコンサルタントのように難易度の高い転職は、担当者のスキルも問われてしまいます。
専門性の低い担当者では転職が失敗してしまう可能性もあります。
その点、JACでは専門性の低いエージェントが担当者となる可能性は低いです。
そのためITコンサルタントへの転職を考えている場合には特におすすめです。
コラム:ITコンサルタントに年齢制限はある?
明確に年齢制限があるわけではありません。
ただ、目安としては転職する場合35歳までしかチャンスは無いと考えておきましょう。
日本系企業の場合には35歳ぐらいから役職に付く人が増えてきます。
そのため、それ以上の年代でITコンサルタントに転職することは難しいです。
現場で働くよりも人をマネジメントする仕事が日本系企業では増えてしまうからです。
外資系企業の場合には実力さえあれば年齢は問われないこともあります。
ただ、働き方・労働時間を踏まえるとこちらも35歳までだと考えられます。
また、外資系の場合には仕事ができれば若くして出世することも多々あります。
そのため、35歳で転職をしても若い上司に使われるという現実にぶつかる可能性もあります。
まとめ
ITコンサルタントは年収だけに注目すると外資系で働くことが一択です。
平均年収ランキングでも外資系が上位に位置しています。
ただ、年収は高まるものの外資系は独自の働き方があります。
改善されつつはありますが、プライベートは犠牲になるような働き方が多いです。
そのため、長く働けないのであれば生涯年収では下がってしまうリスクもあります。
日本系でも外資系でもITコンサルタントは高い年収であることには違いありません。
外資系であればさらに高い年収を得られるというだけです。
日本系・外資系それぞれの文化を理解して、自分はどちらで働くべきかを考えておきましょう。
また、そもそもITコンサルタントという多忙な働き方が自分に合うかも考えてから転職を進めましょう。