「SEの面接ってどんなこと聞かれるの?」
普段、面接を担当する私には多くの質問をいただきます。
確かに、「どんな質問で技術力をチェックするのだろう?」って気になりますよね。
面接対策をしていない方は、面接の場でも中途半端な回答になる傾向です。つまり回答に深みがなく、浅い考えと見られがちです。
面接の対策はしっかりとする必要があります。
この記事では面接官である私が「何を知りたくてどんな質問をしているか」を紹介していきます。
面接官のチェックポイントを知ることでどう回答すれば良いかイメージ付くでしょう。
さらにあなたの転職にふさわしい企業かを見極めるためのチェックポイントを紹介いたします。
あなたも積極的に企業を知って転職先を吟味しましょう。
最後までお読みいただければ、面接を通してより良い転職にきっとできることでしょう。
ぜひご一読ください。
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SEの転職における面接の流れは一般転職の流れと同じ
SE転職であっても面接の流れは一般転職の流れと同じです。1時間程度が長さの目安となるでしょう。
面接時の大まかな流れは下記となります。
- 自己紹介
- 転職に至った背景(転職理由)
- 志望理由の説明
- 応募職種に関する質疑応答(活かせる技術・経験)
- 逆質問(転職者から面接官への質問
転職者からすると基本的には面接官から質問がきますので回答していくだけですが、質問の大きな流れが上記が一般的です。
面接官の経験からお伝えすると、高評価な方は序盤から説明が上手です。
つまり、内定が出やすい人は自己紹介、転職理由、志望動機の説明が分かりやすいということです。
特に面接においては上記の3つはどの企業でも必ず聞かれるため、絶対に対策すべき項目と言えます。
にも関わらず、面接で落ちる方は準備していない方が大半です。
「自己紹介、転職理由、志望動機」の質問対策を綿密にするだけでグッと内定率は高まります。
コツがわからない方は転職エージェントの担当者にレクチャーしてもらえるため、相談してスムーズに内定を得られるようにしておきましょう。
ちなみに当サイトで評判が良い転職エージェントはマイナビIT AGENTです。
面接に合格する秘訣
面接では「聞かれたことに答えればOK」ではありません。
面接官が知りたいことを察知して適切に回答する必要があります。
質問の意図を理解できないと面接官に
- コミュニケーション力が低い
- 企業文化と合っていない
- 志望度が低い
と思われるでしょう。
面接官の質問した意図を理解するためには応募先の企業について良く知る必要があります。
具体的には
- いまなぜ採用しているのだろう?
- どんな人を求めているのだろう?
- 採用されたらどんなポジションを期待しているのだろう?
といったことを予想し、企業が注視するポイントを理解できるとスムーズに先行が進むでしょう。
そこで面接官の質問した意図を知るための企業の調べ方を紹介いたします。
質問した意図を知るための応募企業の調べ方
面接官の質問には必ず質問した意味があります。
あなたは面接官の価値観や企業状況を把握したうえで、適切に回答する必要があります。
そのためには「応募企業を知る」ことを行いましょう。
チェックポイントは
- 企業理念を知る
- 自分が入社したときのポジションを描く
です。詳しく解説していきます。
企業理念を知る
面接官は入社後にあなたが活躍できるかを一番重要視します。
そしてその活躍できる条件の1つは、あなたが企業文化に合うかどうかです。
面接官はあなたが企業文化に合うか・合わないかを調べるために企業理念を絡めた質問をする可能性が高くなります。
そのため、あなたは企業文化を理解するために
- 企業理念を理解する
- 社長メッセージを理解する
- 社員メッセージを読む
をする必要があります。
自分が入社したときのポジションを描く
入社後に活躍できるかは入社後のポジションに合う・合わないが大きいです。
面接官は、人間性や技術力を通してどんなポジションで活躍してもらうか考えています。
面接官が決めやすいようにその情報を適切に発信することで合格に近づきます。
そのためには希望する給与とそれに対するポジションをあなたなりにイメージしましょう。
次に、応募企業の次の内容を確認し入社後のイメージを深めましょう。
- 社員メッセージからどういった活躍をしているかを知る
- 募集要項を読み、どの役割として活躍できそうかをイメージする
- 事業内容を読み、自分が関わりたい事業とどう貢献していくかのイメージをする
上記をあらかじめ調べてから面接にのぞむことで応募会社の理解も深まり、より具体性のコミュニケーションができます。
必ず行いましょう。
面接官のチェックポイントと具体的な質問・回答事例
この章ではSEの面接でよく聞かれる具体的な質問と回答事例を紹介していきます。
コツは面接官が質問した意図理解して回答するということです。
そのため、一般的な質問を知る前に応募した企業の価値観や面接官が気にするポイントを理解しましょう。
この章の流れは次のようになります。
- 応募企業の質問傾向や雰囲気を知る
- 面接官がチェックするポイント
1.応募企業の質問傾向や雰囲気を知る
面接の質問があらかじめ知っておきたいという方は、「転職会議」を見てみましょう。
会員登録が必要ですが、多数の企業の評判が掲載されています。
その中には面接で質問された内容も掲載されています。
実際にその企業の面接で質問された内容が紹介されていますので、必ず調べておきましょう。
テストに出るとこです。
参考:転職会議
2.面接官がチェックするポイント
企業によって採用基準は違いますが、どんな面接官も質問するようなチェックポイントもあります。
傾向として、業務に対する専門性とそれを円滑に推進する人間性となるでしょう。
これらをさらに細分化すると次にようなポイントになるでしょう。
- 見た目/態度
- コミュニケーション力
- SEとしての技術力
- 志望動機
- 転職活動の進め方
面接官はこれらをどのように質問しどう回答すべきでしょうか。
一つずつ紹介していきます。
見た目/態度
面接における受け答えは大事であることは間違いありません。
一方で、話し手が矛盾する発言をしたときノンバーバルと呼ばれる見た目・態度の要素で9割ほど印象を決めるという結果もあります。
長くなるため割愛しますが興味ある方はこちらもお読みください。
参考:「ノンバーバル・コミュニケーション」とは? – 『日本の人事部』
では、面接官が気にしてみているポイントを紹介していきます。
目を見てコミュニケーションする
お互い初対面である面接では、自分が伝えたいメッセージが相手に正しく伝わっているか気になると思います。
それを確認するためには相手の表情を読み取る必要があります。
ときどき目も合わせず話される方がいます。
そういった方は周囲と意見をすり合わせず自分本意な考えを発言する可能性があると考えられるでしょう。
必ず目を見てコミュニケーションをとりましょう。
見た目に気を配る
清潔感はとても大事です。
印象がいまいちなときに見た目が悪いと「やっぱりな」と思われる要因となります。
とくに次のポイントに気をつけましょう。
- ふけが肩や背中についていないか
- 爪は清潔か
- スーツにしわがついていないか
- 靴は手入れされているか
上記のポイントを最低限押さえておきましょう。
必要以上に見た目に気を配る必要はありません。
その他にも声の大きさや表情など気をつけるポイントはありますがSEはギークな部分もあるため、多めに見てもらえるでしょう。
まとめると、見た目/態度については
- 目を見てコミュニケーションする
- 見た目に気を配る
を押さえれば問題ないでしょう。
コミュニケーション力
コミュニケーション力は企業が重要視するひとつです。
一方で具体性がなくどう対応したら良いか難しいものでもあります。
SEにおけるコミュニケーション力は次の2つのポイントを心がけるようにしましょう。
- 結論から答える
- 文脈を読み取り、面接官が知りたい背景を理解した上で答える
それぞれ解説していきます。
結論から答える
面接官が質問しても、のらりくらりと説明を始め結論がわからない方が多くいます。
時間も限られている中で伝えるには不利です。
面接官の質問に対して結論から答えましょう。
結論が後回しとなり不明確な場合は、面接官は正しく転職者のことを理解できませんし、理解できたとしても一緒に仕事がしたいと思えないでしょう。
必ず結論を伝えてから説明をするようにしましょう。
文脈を読み取り、面接官が知りたい背景を理解した上で答える
面接の場は面接官と転職者で入社後のイメージをすり合わせる場です。
それを確認するため、面接官の質問には必ず意図があります。
あなたは「面接官の知りたいこと」が何かを考えなら説明しましょう。
少々、抽象的な話となりましたので具体例を紹介します。
質問
面接官:「将来、何をしたいですか?」
質問の意図は、入社後にどのようなキャリアを描いているか知りたいからです。
NG回答例
転職者:「独立したいです。企画案はよくひらめくので自分で事業を立ち上げたいです。」
面接は転職意思がある方が応募という形で行われるため、上記のような回答をされるとなぜ転職を希望しているか理解できず面接官は困惑するでしょう。
OK回答例
転職者:「将来は企画案を実際のビジネスにとして立ち上げし、○○の分野に強い御社で実現できたらと考えています。」
この場合は転職と絡めて回答する必要があります。独立が目的の場合は、転職先が採用するメリットを伝えられるよう意識しましょう。
面接官が何を意図して質問したか分からない場合は表情を見ながら納得されているか確認しましよう。
よく分からない場合は「うまく伝わっているか不安ですが」と一言伝えれば、面接官も疑問に思った点を率直に返してもらえるでしょう。
SEとしてのスキル
SEとしてのスキルは大きく下記の点があります。
- プロジェクトマネジメント力
- 開発力/技術力
- 業界スキル
これらのスキルをどのような形で面接官が質問するかをかんたんに紹介していきます。
プロジェクトマネジメント力
プロジェクトマネジメント力を細分化すると大きな観点として
- スコープ管理(要件管理)
- スケジュール管理(進捗管理)
- 品質管理
- ステークホルダーとの折衝
があります。
面接ではこれらのすべてをチェックされることはないでしょう。
あなたが入社後に希望しているポジションの分野から問われることが大半です。
私の経験上、プロジェクトマネジメント力を知るためには品質管理の考え方を聞くことが転職者の力量を測りやすいと考えています。
その一例をご紹介いたします。
質問:品質管理について
面接官:「品質管理で大切にしていることは何ですか?」
NG回答例:品質管理について
転職者:「不具合を起こさないよう注意し開発をしています。」
この回答がNGの理由として、
- 個人的な取り組みである点
- 精神論となっており、業務に工夫がない点
です。
SEはプログラマと違って、プロジェクト全体の品質を担保する必要があります。
そのため個人的な品質への取り組みではなく、プロジェクト全体として不具合を起こさない工夫をする必要があります。
OK回答例:品質管理について
転職者:「設計量やコーディング量に応じたテストケースの設定と不具合発生率を工程ごとに取り決め進めています。」
品質管理の仕組みや工夫を具体的に説明できることであなたの品質管理スキルやプロジェクトマネジメント力は正しく伝わるでしょう。
開発力/技術力
開発力についてもポジションに応じたレベルで聞かれるでしょう。
若手でプログラミングスキルに不安がある方には
面接官:「継承とインターフェースの違いは何ですか?」
などと、オブジェクト志向の理解度が問われるでしょう。 中堅レベルの技術力がもとめられるばあいは
面接官:「継承とインターフェースはどう使い分けた設計をしていますか?」
とデザインパターンに絡めた質問が多いのではないでしょうか。 先端技術に敏感な会社は
面接官:「最近導入したツールはありますか?」
面接官:「よく見ている本やメディアはありますか?」
と聞くこともあるでしょう。
伝えることが苦手な場合、GitHubなどで自分のコーディングを見てもらうのも手です。
面接官が技術力高い人なら喜んで見てもらえるでしょう。
見せるものがある場合は絶対に見てもらいましょう。
業界スキル
シニア層のSEとなると、技術力やプロジェクトマネジメント力以外にも業界スキルが求められます。
顧客と業務改善するための提案や設計をするためには、顧客の業界知識や業務フローを熟知している必要があるためです。
例えば市役所のシステムを作る場合、税金に関する用語や計算、運用などを理解できないと顧客が求めるシステムをとりまとめたり設計することはできないでしょう。
残念ながらここでは紹介事例はありませんが、構築実績やそのときの役割を伝えることができると良いでしょう。
人間力
人間力はとても抽象的な言葉で各企業が大切にしているポイントは様々です。
例えば、
- あいさつや敬意
- 相手を尊重したり理解したりする力
- 論理的指向
- 積極性
があります。
私としては「論理的指向」と「積極性」が測れる「問題解決力」が問われやすいのではないかと思います。
システム構築において様々な問題が多く発生し、利害関係者と整理整頓しながら進めていく必要があります。
論理的かつ主体的に問題解決する力は各社気にしているポイントでしょう。
質問:人間力について
面接官:「一番大きな失敗とそれを乗り越えた方法を教えてください」
NG回答例:人間力について
転職者:「設計工程で要件漏れがあったため、炎上プロジェクトとなりました。残業することで対応しました。」
この回答がNGなポイントとして
- 対処方法が残業してリカバリするだけの工夫がない取り組みであること
があげられます。
OK回答例:人間力について
転職者:「設計工程で要件漏れがあり、遅延したことです。原因は業務スキル不足で大切な機能を見逃していました。いまではお客様に作業フローの資料を提供してもらうよう気をつけてます。」
失敗に対する原因と根本解決策、実際にとった対処策を伝え、問題解決力を伝えましょう。
志望動機
志望動機は必ず聞かれる項目です。
その一方で答えられない転職者が多くいます。
とてももったいないなぁと思います。
多くの会社を応募すると、一社ずつ志望動機を書くのは大変です。
ですがおろそかにすると合格の確率が確実に減るため本末転倒です。
質問:志望動機について
面接官:「弊社を志望した理由を教えてください」
NG回答例:志望動機について
転職者:「御社では上流工程ができると聞き応募しました。」
この回答がNGなポイントとしては
- その会社でなければならない理由がない
があげられます。これは大きな影響を与えます。
面接官が感じることは次のような点でしょう。
- 入社意思が弱い
- コミュニケーション力が低く、入社後のフォローが大変そう(文脈を読まないため、一から十までフォローが必要)
- 論理的思考力が弱い
以上のことから、他の会社にも通ずる志望理由は絶対に避けてください。
OK回答例:志望動機について
転職者:「市役所システムで全国でも有数の実績を持つ御社で上流工程のスキルを身につけより良いシステム作りをしたくて希望しました。」
その会社でなければならない理由を伝えましょう。
とはいってもなかなか言語化できないのも事実。おすすめの方法は
- 会社の実績から考える
- 企業が大切にしている文化
- 理念から考える
- オンリーワンから考える
です。
志望理由が見つからなかったり自分に嘘をついていると感じたらその会社を受けるのはやめたほうがいいでしょう。
受ける価値のない会社かもしれませんし、入社してから嫌なことがあったとき辞める可能性が高いでしょう。
妥協なく応募することをおすすめします。
転職活動の進め方について
あなたの発言や行動に一貫性があるかを確認するため「転職活動をどう進めているか」についてよく確認します。
転職活動の進め方を聞き、これまでのキャリアや志望動機、将来したいことと照らし合わせて一貫性のある行動であるか否かをチェックしています。
質問:転職活動の進め方について
面接官:「他の会社は受けていますか?どういった基準で会社選びをしていますか?」
NG回答例:転職活動の進め方について
この質問に対するNGな回答としては
- 志望動機とは違う観点で転職活動を進めている
- 他の質問と整合性が合わない観点で転職活動を進めている
- 数が多い場合、志望度が高くない
が挙げられます。
OK回答例:転職活動の進め方について
転職者:「受けています。市役所のシステム構築に強い△△社を受けています。」
志望動機と一貫性がある転職活動をしている場合、あなたの発言をより信頼してもらえるでしょう。
あらかじめ伝え方を検討しておくことをおすすめします。
ここまで面接官の質問に対する受け答えを紹介してきましたが、あなたが希望している会社は本当に期待したとおりの会社でしょうか。
転職者もぜひ質問をして、転職先としてふさわしいか確認をしましょう。
次の章では、転職にふさわしい企業の見極め方を紹介いたします。
転職にふさわしい企業の見極め方
面接は転職者と企業がお互いを知る場です。
入社後に「こんなつもじゃなかった」と言わないためにも、あなたも企業に対して疑問に思うことを積極的に質問しましょう。
この記事では企業を見極めるポイントをまとめました。
それは次のようになります。
- 転職の目的が達成されるか
- 企業の強みは何か
- 40代、50代のキャリアパスがあるか
- 残業は適切か
- ブラック企業でないか
一つずつ紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
転職の目的が達成されるか
一番大切なことは、その企業に入社することで転職の目的は達成するか?ということです。
企業に聞かないと分からないことは必ず確認しましょう。
聞きにくい場合は、思いを伝えましょう。
あなたの目的が面接官に納得してもらえたら回答してくれるかもしれません。
もし転職の目的が論理的に説明できない場合は、人に説明できるレベルまで整理しておきましょう。
企業の強みは何か
企業には利益を生んでいる故の強みがあります。
それをしっかりと確認しましょう。
強みがなく市場での競争優位性がない会社の場合、システム開発を安く受注したり短納期な案件を受けたりと、入社すべきでないかもしれません。
貴重な人生を過ごす会社です。
企業の付加価値や優位性をしっかりと理解した上で入社を決めましょう。
40代、50代のキャリアパスがあるか
あなたが40歳、50歳になったときにどんな仕事をしているかイメージできるよう質問しましょう。
40歳、50歳が一般社員として活躍しているキャリアがあるとより良いでしょう。
40代、50代のキャリアがイメージできない場合は中長期でキャリアに悩む可能性が高くなります。
ベンチャーのような会社や割り切って入るなら別ですが、確認したことにこしたことはないでしょう。
残業は適切か
SEは残業がつきものです。
まったく残業がないSIerは少ないと思います。
残業ができない場合は派遣や違う職業など検討しましょう。
ただし、残業が多すぎる会社も異常です。
下記のポイントを聞いてみるとよいでしょう。
- 月の残業時間が40時間以内か。60時間を超えている場合は要注意です。
- 休日出勤は年間何回ほどあるか?年5回以上ある会社は要注意です。
- SEの1日の過ごし方。特に定時後から残業までの過ごし方や帰宅のタイミングは何かを聞いてみましょう。
上記のポイントで要注意となる場合は、残業が多い会社です。
継続して残業が多いと精神や体調にも影響が出ます。
私は60時間の残業が3ヶ月以上続くと疲れ果て、休日はひたすら寝るようなことを何度も経験しました。
人により個人差は違うでしょうが、十分に気をつけましょう。
ブラック企業でないか
ブラック企業への入社は絶対に避けましょう。
ブラック企業の見分け方は下記のようなポイントがあります。
- 残業代が支給されない
- 休日出勤が多い。年間10回以上ある場合は避けましょう。
- 退職金や通勤費など福利厚生がない
- 従業員の勤続年数が短い
- 30歳以上でも未経験者を応募している
気になるポイントは納得するまで徹底的に聞きましょう。
私はブラック企業に詳しくないため、下記の記事も合わせて確認してください。
>ブラック企業の特徴と見分け方を実際の経験を元に書いてみようと思う
気になる給与については内定後に確認しましょう。
書類選考や面接で希望給与を伝えるのは一般的です。
しかし、希望給与以上のことを面接ではしないのが一般的です。
気になる場合は、内定後に聞くことがが無難だと思います。
以上、あなたが転職するにふさわしい会社かどうかのチェックポイントを紹介してきました。
こちらにも企業への質問記事があります。合わせてご参考にしてください。
>口下手なエンジニアでも転職で成功できる【面接時の質問7例】
転職面接は応募者と企業側が対等にお互いを知る場
面接は応募者と企業がお互いを知る場です。
一方的に企業が質問する場ではありません。
あなたの転職にふさわしいかを確認する場でもあるということです。
つまり、あなたは次のような点を確認する必要があります。
- この会社は転職の目的にあった会社だろうか?
- ブラック企業でないだろうか?
- 自分のキャリアが描ける会社だろうか?
これらのことを確認する場であることを忘れてはいけません。
気を楽にして構えず、面接は応募者と企業が対等にお互いを知る場ということを理解してのぞめばリラックスして進めることができるでしょう。
まとめ
この記事では、SE転職の面接で質問される内容をテーマに紹介をしてきました。
まず、面接は転職者と企業がお互いを知る場ということを理解し、対等に向かい合うということです。
そして面接では面接官が知りたいことを察知して適切に回答することを徹底しましょう。
そのためこの記事では面接でよくされる質問とその意図を紹介しNGな回答とOKな回答を紹介してきましたのでぜひ参考にしてください。
最後に忘れてならないのは、応募した企業があなたの転職先にふさわしい企業か確認することです。
あなたも積極的に質問し、転職の目的が達成されるかを確認しましょう。
あなたの転職が成功することを心から応援しています。