エンジニアの副業は他の職種と比べ本当に稼ぎやすいです。
実際、筆者もエンジニアとして10年以上サラリーマンをしていますが副業の方が簡単に稼げます。
実際給料以上を稼いでいます。さらに副業の経験を会社でも活かすことができます。
一般的に副業の売上は継続性が不安定なためサラリーマンの安定給料+副業が最強の稼ぎ方でしょう。
月に3万円でも増えれば旅行・趣味・家族サービスなど様々な選択肢が増え人生も豊かになります。
この記事では実際に副業をした筆者が注意点も解説していきます。
結論からお伝えすれば変にリスクに恐れる必要はありません。やらないことの方がもったいないでしょう。
1年も続ければ考え方も人生も変わってきます。
最近では週2日・在宅OKな案件も非常に多く出ています。
在宅OKということは地域に関係なく取り組めますので案件があるうちに応募しましょう!
具体的な案件探しの方法については後述しますのでぜひチェックしてください。
エンジニアにおすすめの副業6選
エンジニアにおすすめの副業は本業に影響が出ない程度にやるのが鉄則です。
そうなると稼働できる日は平日の業務後と土日となります。
また、隙間時間で副業をすることになるため在宅で可能な副業を紹介していきます。
気軽に副業を始めるならリモートによる業務委託がおすすめ
気軽にエンジニアを活かした副業を始めたい方はリモートOKの業務委託がおすすめです。
システムの一部の機能やライブラリの開発を業務委託してもらうことで、客先に常駐する必要はなく、自宅で開発することができるので、帰宅してからの時間を使って効率的に稼ぐことができるでしょう。
時間給で売上が発生するため、作業時間に比例して稼ぐことが可能です。
最低でも時給4,000円レベルでの案件がほとんどで、効率的に稼ぐことができるでしょう。
週2日の勤務でも30万円以上を稼ぐことが可能です。
副業ではありますが、決まった曜日の決まった時間に稼働することが求められるため、合う合わないが分かれるでしょう。
案件の探し方はITプロパートナーズというサービスを利用すれば、リモート案件を多く見つけることができます。
週2日からの案件が豊富で、スキマ時間を活かして働きたいという人にはうってつけといえるでしょう。
請負開発で副業でもまとまった金額を稼ぐ
顧客が依頼する開発を請け負って開発する副業はまとまった金額を稼ぐことが可能です。
開発規模は1〜3人月程度のものでしょう。
SIerに在籍しているSE兼プログラマーであれば、請負開発で稼ぐことがおすすめです。
時間給でないため生産性が高い方や得意な分野があれば高い利益率で稼ぐことが可能です。
請け負うにあたって、案件整理・スケジューリング・開発・サポートといった一連を担当することになります。
人によってはスキルアップにつながります。
また、個人で請負開発ができるとフリーランスへの独立の道も見えてくるでしょう。
ドキュメントなどの納品物の取り決めなども行うため、ある程度システム開発がどういうものか理解できていないと最初は戸惑うかも知れません。
これまで一部の業務しか担当したことがない人は責任範囲の取り決めをしっかり行っておくことを意識する必要があるでしょう。
在宅型の請負開発をするのであれば、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングが有名ですが、新型感染症をきっかけに在宅の仕事が急増しました。
現在ではITエンジニア専用の案件紹介サービスがおすすめです。
とくにITプロパートナーズでは週2程度の副業から独立までを検討できる案件がそろい、中間マージンも取られないためしっかり稼ぐことができます。
メールアドレスを登録するだけで案件をチェックできるため、しっかり稼ぎたい方は登録だけでもしておくことをおすすめします。
プログラミングスクール講師はコミュニケーション力を活かしたい方におすすめ
エンジニアはプログラミングスクールの講師としても副業で稼ぐことができます。
特に現役のエンジニア講師はとても重宝される傾向にあります。
専門知識を求められる仕事ですので、アルバイトと比べても高額な時給となります。
時給も1,000円~1,800円くらいが相場です。
生徒は小学生から大人までいます。
プログラミング技術を教えることで、後輩の育成やコミュニケーション力の強化にも役立つでしょう。
新人に教えるのと同じ要領で仕事ができることを考えれば難易度は低いといえます。
案件は、求人サイトで探してもいいですし、プログラミングスクールの求人ページに行くと見つけることができます。
たとえば、CodeCampの場合、1レッスンあたり1,800円〜2,800円となっています。
そのほか、TechAcademyでも募集しており詳細はホームページを確認してみてください。
ライティングはスキマ時間にできる
手軽に始められるエンジニアの副業としてライティングが挙げられます。
ライターといえば昔は紙媒体がメインでしたが、最近ではWebコンテンツの執筆をメインとしたWebライターという職業も出てきました。
仕事内容はWebコンテンツのライティングからマニュアル作成、コピーライティングなど多岐に渡ります。
基本的にクライアントの要望する内容を書くのが仕事です。
2,000字、5,000字、8,000字などの文字数指定がされ、「です・ます」「だ・である」といった口調の指定や画像添付の有無など事細かな要望がありますので、それに合わせた文章をライティングし、納品します。
難易度は極めて低いといえるでしょう。
ただし、高い単価で仕事を受けるには、正しい日本語を書ける、ユーザーに読ませる文章、さらにはユーザーに買わせる文章を書けるライターになることが求められます。
案件をこなしていけばある程度までは文章レベルも上達しますが、そこから先はプロとしての知識とスキルを本やセミナーで身につける必要があります。
基本的にライティング案件の単価は非常に安いです。
とくに、駆け出しのライターだと取れる案件にも限りがあります。
文字単価でいえば、0.5円~1円程度の仕事が多いでしょう。
つまり、1万字書いて5,000円~1万円の売上ということになります。
しかし、スキルと実績を身につければ、文字単価で1円~5円程度まで狙えます。
つまり1万文字の記事で1万円〜5万円になります。
ライティングの仕事はクラウドソーシングに登録すればたくさん見つけることができます。
クラウドワークスやランサーズといったサービスに登録して、ライティング業務を探してみましょう。
ブログ運営で成功すれば青天井で稼げる
自由に時間を使いながら副収入を得る方法といえばブログ運営です。
ブログを作り、閲覧数を増やしながら広告収入を得ることができます。
ファンがつけば定期的にPVが見込めるため、稼ぎやすいメリットがある一方で、結果が出るまで我慢が必要な面もあります。
仕事内容
ブログ運営の主な仕事は記事を書くことです。
ブログの立ち上げにサーバーやドメインの取得、サイトの設置がありますが、最初に済ませてしまえばやることはほとんどありません。
あとは、広告のクリック率を最大化するために試行錯誤が必要になります。
難易度
最近はサイトを立ち上げるのもレンタルサーバーを借りてワードプレスを導入すれば、素人でも簡単にサイトが構築できてしまいます。
もちろん、エンジニアであればブログを作るのは容易でしょう。
あとは記事を書いていくだけですから、副業の中でも難易度は一番低いといえます。
スタートラインの敷居は低いものの、かならずしも稼げるとは限らないのがブログ運営の難しいところです。
売上金額
ブログのすごいところは売上金額に上限がないことです。
稼げる人はブログだけで月100万円以上を稼ぎ出します。
軽く本業を上回ってしまうほどの稼ぎを得る可能性があるのは夢があるのではないでしょうか。
始め方
始め方としてはドメインの取得とサーバーの契約をする必要があります。
無料ブログもありますが、自分の資産として残すのであれば独自ドメインでサイトを構築したほうが賢い選択です。
ドメインはお名前.com、サーバーは性能が安定しているエックスサーバーを選ぶ人が多いです。
もっと安いサーバーもたくさんありますが、最終的にエックスサーバーを選ぶことがほとんどです。
シェアウェア開発・販売
「シェアウェア」というのは、自作したソフトウェアをウェブ上で公開して、基本無料でユーザーに使ってもらうライセンス形態のサービスです。
最初は無料で使えますが、継続して利用する場合はソフトを購入してもらいます。
自分のソフトを気に入ってもらえれば、一部のユーザーからは開発援助という名目で寄付が入ることもあります。
仕事内容
ソフトウェアを自分で開発する仕事なので、エンジニアにはとっつきやすい副業といえるでしょう。
開発するのはWindowsかMacで動作するソフトがメインとなりますが、最近ではスマホアプリも1つの選択肢になるかも知れません。
難易度
自分が「あったらいいな」というソフトを形にすることができれば、自然とユーザーはついてくるでしょう。
ただし、ユーザーのニーズを上手く掴み、ニーズを解決する機能を盛り込むことができるか、ビジネス感覚が問われます。
売上金額
自分のソフトが多くのユーザーに支持されれば、多額の収入を得ることができるでしょう。
うまくすればそのまま独立することもできるかもしれません。
始め方
なによりもソフトウェアを開発する環境を用意することです。
そして、ソフトウェアを作成したら、販売プラットフォームを見つけて販売します。
国内では「Vector」が最大手ですので、とりあえずユーザー登録して販売してみるとよいでしょう。
インフラエンジニアの副業は少ない!知り合いから紹介してもらおう
もし、あなたがインフラエンジニアだった場合、副業でできることはあまりありません。
そのため、仕事を探そうと思うと知り合いから紹介してもらう程度のことしかできません。
自宅でソーホーするにしても、できるのはライティング系の仕事くらいでしょう。
インフラ周りの仕事は自宅ではできませんし、どうしても現場に行く必要があります。
ITプロパートナーズというサービスを使えばインフラエンジニアの募集が若干ありますので、こまめにチェックしてみるとよいでしょう。
エンジニア副業のメリット5選
エンジニアは個人にスキルがあるため副業で稼ぎやすい職種です。
単価も高く応用範囲も広いです。
実際、筆者は副業で月に数百万円稼ぐことができ独立ができました。
金銭的に楽になるばかりでなくメリットも多くあります。
デメリットは隠さず後述しますが正直、メリットの方が大きく副業は積極的に取り組みましょう。
変化の最先端にいるITエンジニアは副業をすることで本業で活かせたりキャリア形成に有利に働くことが多くあります。
具体的な理由を見ていきましょう。
金銭的に余裕がでる
何よりもメリットは稼げることです。
給与を1万円アップさせるために非常に苦労していませんか?
筆者は大手SIerで死にものぐるいでリリースしたにも関わらず月給が500円しか上がらずがっかりしたことを今でも覚えています。
副業をすれば3〜10万円程度であればすぐ稼げます。
欲しい物を気にせず買えますし、家族にも我慢させる機会が減ります。
社外とのつながりが増え視野が広くなる
副業をするというのは社外の人間とつながりを作ることを意味します。
ビジネスというのは一人だけでは成立しません。
かならず、サービスや商品を提供する側と、受け取る側が存在し、両者のニーズがマッチしたときに報酬というものが発生します。
そのため、普段では接することのないタイプの人と接する機会が増えます。
これは自分の視野を広げるチャンスでもあるのです。
会社では得られない成長の機会がある
会社で仕事をしているとどうしても一定の業務だけをこなすだけの日々になることがあります。
人間、同じことを繰り返すことで見えてくることもありますが、新しい挑戦をしたほうが伸び代は大きいでしょう。
たとえば、クラウドソーシングでシステム開発の受託をした場合、普段は上流をあまり経験したことのない人でも要件定義をして設計、開発をすることができます。
そういった経験を積むことで、以前よりもシステム開発の流れが見えてくるでしょう。
他には、これまでまったく経験したことのないライティングの仕事をすることで、ドキュメントの作成スキル、読ませる文章を書くスキルが上がる、といったプラス効果が考えられます。
思わぬ形で本業にも活かせるスキルが身につき、成長につながるということもあるでしょう。
「売上」に敏感になり本職にも活かせる
副業というのはビジネスですので、当然ながら「売上」に敏感になります。
ボランティアで赤字になるわけには行きませんので、どうすれば利益を出せるのか、どうすればユーザーに喜ばれるシステム、サービスを生み出せるのか、こういったことを考えるクセができます。
ただ、設計書どおりに開発するエンジニアではなく、経営視点で動けるエンジニアになることは非常に意味があることです。
また、売上だけでなく、コストにも敏感になります。
たとえば、コピー機の使い方ひとつを取っても、自宅ではインク代が高いからなるべくモノクロ印刷をするようになります。
そうすると、カラー印刷でいくらかかるか分かっているので、大量のドキュメントをカラー印刷するということも気が引けるようになります。
このように「コスト意識」が磨かれるのはとても良いことです。
それだけでなく、単純にお金ではなく、時間コストにも敏感になります。
- この作業は丸一日かけてやる価値があるのか?
- 10人のエンジニアが3時間も会議していたら工数いくらになる?
こういったコスト意識が業務の効率化を生み出します。
本・端末・環境に投資ができる
副業を始めるには、仕事をするための準備が必要になります。
ライティングの仕事を始めるのであれば、ライティングスキルを高めるための入門書、仕事をするためのPC、作業をするための環境(デスク、チェアーなど)を揃えることになるでしょう。
こうした投資は自己投資の一部ですし、副業をするのであれば「経費」として落とせます。
いわゆる「節税効果」も期待できるので、無駄な出費にはなりません。
では、副業をするにあたって気をつけておきたいポイントはあるでしょうか?
エンジニア副業で気をつけておくべきポイント4選
副業で気をつけておくべきポイントは4つあります。
とくに、副業が上手く行ってしまった場合に問題が発生するケースが多いですので、しっかりチェックしておきましょう。
嫉妬は恐ろしい!売上金額は控えておく
人の嫉妬は恐ろしいものです。
副業で成功したことを妬んで嫌がらせをしてくる人がいます。
副業が軌道に乗ってくると、本業と同じくらい、もしくはそれ以上に稼げてしまうこともあるでしょう。
そういうときに、周りの同僚に「わたし、稼いでます」みたいなことを吹聴するのは控えたほうがよいです。
副業NGの会社でなければ、副業をしていることくらいは言ってもよいですが、売上金額は絶対に言わないようにしましょう。
お金を稼いでいることを知ると、定時で退勤したときに「お、今日も残業か?」などと嫌味や邪推をされたりします。
利益が20万円以上の場合は確定申告が必要
副業をするということは確定申告が必要になります。
ただし、確定申告が必要になるのは利益が20万円以上になった場合です。
「売上」ではなく「利益」、つまり、売上から経費を差し引いた利益が20万円以上の場合に確定申告は必要になります。
たとえば極端な話、売上が1,000万円あったとしても経費が990万円であれば利益は10万円ですので確定申告は不要になります。
20万円を超えているのに確定申告をしなければ脱税になってしまいますので、かならず確定申告はするようにしましょう。
確定申告はスマホアプリfreeeで簡単に確定申告ができる!
確定申告と聞くととても複雑で面倒くさい印象を持たれる人は少なくありません。
しかし、最近では確定申告をサポートしてくれるサービスがたくさん出ています。
たとえば、スマホアプリのfreeeを使えば無料で確定申告ができてしまうのです。
日々の経費管理もスマホに入力していくだけでできてしまいますのでお手軽ですし、白色申告、青色申告にも対応しています。
副業はしたいけど「確定申告はイヤだ…」という人の力強い味方になってくれるでしょう。
確定申告した場合は住民税を給与天引きにしない
確定申告をした場合は住民税を給与天引きにしないようにしましょう。
なぜかというと、給与天引きにしていると、どのくらい稼いだのかがバレてしまう可能性があるためです。
とくに、経理の人間はすべての従業員の給与明細に目を通します。
つまり、一人だけ異常な住民税の支払い金額になっていると、どのくらい稼いでいるのかがおおよそ分かってしまうのです。
そこから社内で「副業が稼いでいるらしいよ」みたいな噂が広がる可能性が無いとはいえません。
確定申告をしたら住民税は自分で支払うようにしましょう。
稼いでいないうちに上司に副業を報告しておこう
いくら副業を推進している会社とはいえ、自分が副業を始めたことは上司には報告しておいたほうがよいでしょう。
黙って副業を始めて本業が疎かになっているのがバレれば、周囲にあまりいい印象は与えません。
それよりも、売上が0円のうちに副業を始めたこと、その副業が本業にもどのようなメリットがあるのかをあらかじめアピールしておくことで、気持ちよく副業へのモチベーションを高めることができます。
また、本業へのフィードバックを意識するきっかけにもなるでしょう。
それでは、具体的にどのような副業があるのか見ていきます。
まとめ
エンジニアの副業について、心構えから方法論までご紹介してきました。
お金を自分で稼ぐと気が大きくなってしまいますが、くれぐれも会社関係の人には具体的な金額は教えないようにしましょう。
また、自分に合った副業プランがあれば、気軽に試してみることをおすすめします。
いまの収入に5万円でも余分な収入があると、生活にゆとりができますし、副業をしたという経験は将来への投資にもなります。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。