20代、30代の若手に比べるとどうしても厳しい目で見られがちな40代の転職。
未経験で転職先があるか不安でしょう。
男性のため家族を養ったり、キャリアを考えたりもします。
安心してください。
40代男性だから未経験でも募集する職や企業があります。
この記事では具体的に8つの転職先を紹介していきます。
具体的な転職先を知れば、転職活動もスムーズになります。
40代・未経験の転職をスムーズに終わらせるためにも、ぜひ最後までご一読ください。
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40代男性が未経験でも転職ができる選択肢8つを紹介!
40代で転職できる職業はどのような仕事があるのか分からないものです。
こちらでは代表的な8つの選択肢についてご紹介していきます。
- 手堅さNo.1!男なら期間工
- 優良求人もある!知名度が低い中小企業
- 正社員じゃなくても良いならライン作業
- 40代のおすすめ適職1:介護職
- 40代のおすすめ適職2:タクシー運転手
- 40代のおすすめ適職3:警備員
- 40代のおすすめ適職4:清掃員
- 番外編:クラウドソーシングで個人事業主として自由に働く
手堅さNo.1:男なら期間工
1番手軽に始められるのでおすすめなのが期間工です。
仕事内容は自動車工場でライン業務に当たります。
期間工の魅力は未経験でも採用されやすく、満了金が出たり、寮が完備されていたりするため効率的に稼ぐことができる点でしょう。
期間工.jpというサイトに登録すればトヨタ、ホンダ、マツダ、日産など、日本を代表する自動車メーカーの期間工としてすぐに働くことができます。
さらに、入社祝い金として3万円~30万円までがもらえるキャンペーンもあるのでぜひ登録してみてください。
優良求人もある:知名度が低い中小企業
大手企業ではなく中小企業を狙うのも手です。
あまり知名度が高くなくても待遇の良い求人は探せばあるものです。
中小企業ならではのアットホームな雰囲気で働くことができるので、中途採用でも働きやすいというメリットがあります。
正社員じゃなくても良いなら:ライン作業
工場のライン作業というのはベルトコンベアから流れてくる部品や取り付けや半田付け、シールの貼り付け作業などです。
難しい作業から簡単な作業までありますので初心者でもすぐに始めることができるのが魅力です。
ここからは40代男性におすすめの4つの適職について紹介します。
40代男性が未経験からチャレンジできる4つの職種は以下の通りです。
- 40代のおすすめ適職1:介護職
- 40代のおすすめ適職2:タクシー運転手
- 40代のおすすめ適職3:警備員
- 40代のおすすめ適職4:清掃員
どれも男性でも体力があればできる仕事であり、未経験でもすぐに始めることができます。
1つずつ見ていきましょう。
40代のおすすめ適職1:介護職
介護職にはさまざまな形式があり、老人ホーム介護施設や訪問介護などがよく知られています。
主に要介護者の食事介助、入浴介助、排泄介助から外出介助、必要な物資の買い出しなど多岐にわたります。
介護職というと高齢者のお世話というイメージがあると思います。
その認識は間違ってはいませんが、その本質は「高齢者の自立を助けること」。
高齢者の余生を社会として支えることは今後の日本において非常に重要な仕事になることは間違いありません。
40代のおすすめ適職2:タクシー運転手
お客さんを目的地まで安全、迅速に送り届けるのがタクシー運転手の仕事です。
駅前やホテルなどの乗り場、または道の途中でお客さんを乗せることがメインとなります。
ほかにも迎車として指定の場所に行きお客さんを乗せることもあります。
タクシー運転手になるには普通自動車二種免許を取得する必要があり、この中では唯一資格を取る必要がある職業です。
売上の半分くらいを給料としてもらえるため、大きく稼ぐこともできます。
実際、「中小企業の管理職だった前職より稼いでいます!」というような方を筆者は数人知っています。
最寄りの求人のチェックはタクシー求人サイトのタクQで探してみてください。
登録すれば定期的に情報をもらえますので便利です。
40代のおすすめ適職3:警備員
警備員は各施設で人々の安全を守るのが仕事です。
主に行動や駐車場での交通整理、イベント会場などの雑踏警備、ビルやショッピングモールでの施設警備に分類することができます。
未経験でも研修を受けることですぐに現場で活躍することができます。
40代のおすすめ適職4:清掃員
オフィスビルやマンションビル、その他ホテルや病院、学校など施設の清掃業務が主な仕事です。
活躍場所は多岐に渡り、さまざまな場所で仕事があるのが特徴です。
特に資格がなくてもスタートすることができる清掃員ですが、実は「ビルクリーニング技能士」という国家資格もある奥が深い仕事でもあります。
番外編:クラウドソーシングで個人事業主として自由に働く
組織に属することなく、個人事業主(フリーランス)として働くというのも1つの手でしょう。
フリーランスというと敷居が高いかもしれませんが、クラウドワークスを利用すればライティングやデザイン、システム開発などさまざまなお仕事が溢れています。
自分でできることから初めて少しずつ実績を積んでいけば立派にフリーランスとして生きていくことも可能です。
定年がないため、健康な限り働き続けることも可能でしょう。
転職を成功しやすくするポイントとは?内定獲得のコツについて紹介
ここでは転職を成功しやすくするポイントについて紹介します。
具体的には、
- 強みと市場価値
- コミュニケーション能力
- 仕事への意欲
この3つをアピールすることです。
少しでも転職を成功させる確率を上げるためには自分自身をプレゼンする能力も必要です。
いかに自分が有用な人材であるかを面接時に伝えることができれば転職成功率もグッと上がるでしょう。
詳しく解説します。
自分の強みと市場価値をアピール:市場価値を客観的に把握し伝える
これまでの自分の経験や得意分野は強みになります。
新しい職場ではその強みをどのように活かすことができるのかを伝えることで自分の市場価値を客観的に伝えましょう。
コミュニケーション能力をアピール:面接官の質問の意図を正しく理解し、結論と理由を簡潔に伝える
面接時には面接官からさまざまな質問が投げかけられます。
質問意図を把握して的確、かつ簡潔に返事をしましょう。
また、返事の際には結論と理由をセットにすることを忘れないように。
これによって論理的な思考とコミュニケーション能力が備わっていることを印象づけることができます。
仕事への意欲をアピール:仕事の意義を持ち、意欲の高さを伝える
面接官は仕事に対してどれほどの熱意があるのか、やる気があるのかを知りたいはずです。
自分がその仕事に対してどのような意義、やりがいを感じているのかを伝えましょう。
新しく仕事を始めるに当たっての意欲をしっかりアピールしたいところです。
コラム:資格は基本的に不要!ただし持っていると即戦力とされる資格もある
転職というとついつい資格が重要なのではないかと考える人もいます。
はっきり言いますと、資格を取ることに時間を費やすのであれば、すぐにでも転職活動を開始したほうが成功する確率は高まると言えます。
下記のような資格の取得を検討しているであればやめたほうが良いでしょう。
- MOS(マイクロオフィススペシャリスト)
- 簿記検定
- 接客サービスマナー検定
- サービス接遇検定
- 販売士
- TOEIC
- シスコ技術者認定
- IT検証技術者認定試験
- ソフトウェア品質技術者資格認定
ただし、下記の資格は持っていると即戦力として認められやすいとされています。
比較的取りやすい資格ですので意欲があれば取得しても良いでしょう。
- フォークリフト運転者
- 危険物取扱者乙種第4類
- 介護職員初任者研修
- 介護職員実務者研修
- 介護福祉士
- 施設警備検定
- 交通誘導警備検定
- 雑踏警備検定
まだ迷っている場合は、適職診断を受けてはいかがでしょうか?
知らないお仕事への適性を見つけられるかもしれません。
適職診断は100以上のサービスがあるため「【当たる適職診断はどれ】15サイトを徹底比較したおすすめを紹介」で一番おすすめの適職診断を紹介しています。
新しい可能性を知れば、考え方や動き方が変わります。
注意点として、ネットで仕事探しを完結しないことをおすすめします。
星の数ほど企業や仕事があります。
ネットには出回ってない仕事はたくさんあります。
まずは非公開の求人をみつつ、転職エージェントに相談してみましょう。
一人で考えるより道がひらけます。
まだ相談していない方はリクルートエージェントからはじめるのがおすすめです。
紹介してもらえる案件の数が圧倒的に多くて、情報収集には手っ取り早いでしょう。
- リクルートエージェントは求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1!
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- キャリアアドバイザーからも企業にお客様の強みをアピール!
コラム:プロのキャリアコーチングが受けられる!40代男性のためのマンツーマン転職スクールもある
40代の転職成功には戦略設計が必須となります。
40代となると応募できる求人がぐっと減り、どれだけ能力のある方でも若手と様々な条件で比較されるからです。
年齢の壁を感じている、転職が上手くいかないという方は40代から始めるキャリアコーチングサポートを受けてみるのもおすすめです。
40代の転職で確実に成果を出したい時に利用してほしいのはキャリアコーチがあなただけのための行動支援を行ってくれるライフシフトラボというサービスです。
具体的な内容としては、まずコーチと一緒にキャリアプランニング設計を兼ねた目標設定を行います。
そこからキャリアの棚卸をし、効果的な職務経歴書の作り方など40代に必要な転職戦略アドバイスを総合的に受けられます。
60日間のオンライン講座の中でもマンツーマンの面談と無制限で受けられるチャット相談サービスに定評があり、サポートを徹底してくれている点でも転職失敗したくない40代から特に支持されている理由だといえます。
こちらのサービスは有料となりますが、オンライン個別説明会は無料で受けられます。
個別説明会に参加するだけでも、転職エージェントよりも踏み込んだ転職ノウハウを教えてもらえるため、気になる方は一度問い合わせすることをおすすめします。
理想の転職実現までどうアプローチしていくのか、ライフシフトラボのプロのコーチが正しい道筋で導いてくれるでしょう。
ライフシフトラボ無料個別相談会はこちらから
コラム:成功確率を上げるなら異業種・異職種はできる限り避ける
40代ともなればある程度の経験を積んでいるものですから、まったく経験したことのない業種よりは経験や知識をそのまま活かせる業種や職種を選んだほうが成功率は上がります。
知識があるだけでも採用する側の印象も変わってきますし、自分でまったく未経験の業務を一から覚えるのは負担が大きいためです。
次は40代男性が未経験職種に転職するときの現実的な厳しさについて詳しく解説します。
40代男性で未経験職種へ転職は可能?転職する厳しさについて解説
まず40代男性で未経験の転職は可能だと言えます。
ですが転職するにあたって、現実的な厳しさや注意点もあります。
どれほど厳しいものなのか、見ていきましょう。
40代転職の厳しさ1:40代で未経験から始めることは一部に限られる
40代では選択できる職業が限られてきます。
特にプログラマーなどの専門技術職は厳しいと言えるでしょう。
これらの職種は若手時代に技術を磨いて40代では管理職またはリーダーとして活躍していることが多いためです。
そのため、狙うことができるのは少ない準備期間で仕事に就くことができる営業職、常に人で不足が問題になっている介護職などに限られてくることを覚えておきましょう。
40代転職の厳しさ2:若い人中心の会社は採用されない
業界自体が若く、そこに勤めている社員も若いような業界は40代で未経験で入るのはハードルが高いでしょう。
具体的にいえばIT業界に代表されるゲーム業界、Web業界などが該当します。
これらの業界は社員の平均年齢も低く、ベンチャー企業も多いため社員の入れ替わりが激しいです。
上手く就職することができたとしても会社が倒産してしまう、適応できずに続かないというリスクもあります。
40代転職の厳しさ3:ストレートに決まることはない
40代未経験ともなれば、まず数社で転職活動が終わることはありません。
何社からも断られて精神的に参ってしまう人が多いため、ここが最大の難関ということもできます。
しかし、就職というのは恋愛にも例えられるように企業と就職希望者が相思相愛でなければ成立しないもの。
必ず縁がある企業は存在するので諦めずに転職活動を続けることが大切です。
1社に失敗したからといって一喜一憂するのではなく、切り替えて「次、次」というように進めていきましょう。
【超重要】成功のポイントは100回応募する覚悟を持ち、挫折しないこと
40代の転職は簡単ではありません。
10回くらい落ちたくらいで諦める程度の覚悟では成功するのは難しいでしょう。
100回は応募してみて、それでもダメなら別の手を考える。
それくらいの覚悟で挑んでください。
上でも触れましたが、転職は企業との縁です。
自分という人材を欲しがっている企業に出会えるまでは諦めず、落ちたとしても気持ちを切り替えてフットワークを軽くして次の企業に挑戦していく気持ちが重要です。
強みが分からない・どうすれば良いか分からない人は転職エージェントに今すぐ相談
強みといわれても自分には強みが無いし、なんの取り柄も無いと感じる人もいるでしょう。
自分を客観的に分析するのは意外に難しいものです。
そういう場合は転職エージェントに相談してみましょう。
転職エージェントというのは転職のプロフェッショナル集団です。
エントリーシートの書き方から面接時の対策など転職に関わるあらゆることをサポートしてくれます。
自分の強みの棚卸し作業も一緒に考えてくれるので今まで自分が強みだと思っていなかったことも、エージェントが気づかせてくれるでしょう。
おすすめはリクルートエージェントです。
一番利用されていますのでたくさんのキャリアの事例から提案をいただけます。
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まとめ
40代男性が未経験の仕事に転職するのは簡単なことではありません。
しかし、不可能ではないということを忘れないでください。
多くの人が転職を志しても数社に不合格になっただけで転職に挫折していきます。
転職をしたいのであれば100社は申し込むくらいの気持ちで、よい出会いがあることを期待しながらなるべくフラットな気持ちで、フットワークを軽くしながら続けてみてください。
良い企業との縁が必ずあるはずです。